権現山 毘沙門天について
町名の毘沙門台については、当所を開発した広島電鉄(株)が社内公募により命名したと聞いています。毘沙門天は、商売繁盛、縁結びの神として広く知れ渡って居り良い町名だと思います。
しかし、毘沙門天堂の住所は隣の緑井ですが、町名とも関係しますので紹介します。
毘沙門天は、別名を多聞天と言い、世人に福徳を与えるところから七福神の中に加えられている。当山御本尊は行基菩薩の作と伝わり1065年頃この霊山に安置された。その後、銀山城主武田家の北方守護神として尊信され武田家滅亡とともに荒廃したが、1702年に再興され1852年に火災に遭い1854年に再々興された。
昭和63年(1988)放火により全焼したが、平成2年(1990)に鉄筋コンクリート造りで再建された。祭礼は、毎年旧暦初寅の日と前夜に行われる初寅祭で,御本尊毘沙門天の御開帳が行われ深夜まで参拝者で賑わう。
毘沙門天の参道には観音様、七福神、お稲荷様,等多くの神が祭られて居ますのでそれらに付いても、今後順次掲載して行きたいと思います。 |